最終更新日 2019年3月12日

栃木県宇都宮市の機械製造工場の工場長より、工場内で省エネを図りたいが何かいい方法はありませんかとの問い合わせを頂きました。

110kw 75kwの送風機をインバーターによる圧力制御をして省エネを図る方法と、モーターを高効率モーターに変更して省エネを図る方法を提案しました。

また、更新後にラインに影響等及ぼさないように、事前に風量・温度・圧力等のデータを集計し、よりよい制御方法、器機等を選定。オペレーターの工数削減を図るために、自動制御データの記録、異常時のバックアップ予防対策法を盛り込んだ設備の提案を致しました。

制御盤の大きさ、操作性や、盤内の熱などの排出も考えて、制御盤を製作しました。機械室のスペースが限られている為、メンテナンススペースや動線の確保の為、配置をよく考えて設計しました。定期点検が分かり易く簡単にできるように器機等を設置しました。

盤も綺麗になり、FANの音なども静かになったと大変喜んで頂けました。電気の使用量も半分になり、省エネを図ることができました。現在の運転状態を一目で確認できるようになった。無駄を早く見つけることが出来るようになり、作業効率があがりました。